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シンガポールに行ってきました

2015年10月15日〜10月19日の5日間

シンガポールに行ってきました!

私にとっては2回目の海外渡航となります。

空気

到着して驚いたのは、空気の悪さ。

「ヘイズ」というインドネシアからくる焼畑農業や山火事の煙や排気ガスからくる大気汚染が原因で、あたり一面が常に曇っている感じです。

私たちが到着する2週間前がピークだったらしく、だいぶ落ち着いたらしいのですが、それでもシンガポールの真夏の気温と高い湿度に入り混じって、ものすごくよどんだ空気になっていました。

(でも街の人をを見るとマスクをしている人は全然いなく…「もう慣れた」という感じ。)

有名なマリーナベイ・サンズもこんな感じに…どよーん。。

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街並み

最初に到着して見たのはダウンタウン。

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高層ビルが立ち並んでいて、本当に「都会!」という感じ。

でもシンガポールにはヤシの木や南国の花などの植物が街中にたくさんあって、

その緑と建物がうまく融合されているのが印象的で、素敵でした。

(シンガポールでは緑化対策がすすんでいるらしいです。)

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その夜はイベントがあったのでホテルから徒歩10分くらのところまでテクテク…

するとびっくり。さっきまでの都会の景色とはガラッと変わって、

中国やインドの伝統的な建物や、平たい建物が並ぶ屋台など、たくさんの文化が入り混じったような街並みに。

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シンガポールは多民族、多宗教、多文化国家で、

その均衡を保つために、地域の文化的な建物の割合や、1つのマンションに住む人種の割合などが決められているそうです。

 

Tech in Asia

テックインアジアのイベントに参加してきました。(参加といっても、ただ聞いてきただけですが…)

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テックインアジアとは、アジアに焦点を当てて、地域の問題をテクノロジーの力で解決するために、

各地で様々な公演を開いたり、スタートアップ企業の後援をしている団体です。

今回のシンガポールでのイベントは、アジアで活躍している企業の公演と、

スタートアップ企業のピッチが聞けました。

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まあ、聞けたといっても、リスニングが全然追いつかなくて、なんとなく聞けたという感じですが(笑)

内容を細かく聞こうとしても追いつかないなーと思ったので、私はスタートアップ企業の「ピッチの仕方」をよく見ていました。

大体の流れはどれも同じで、

1.自己紹介

2.問題提示

3.アイディア提示

4.アイディア内容

5.データ分析に基づいた情報

6.事業展開例

7.チーム紹介

という感じ。

日本でハッカソンやアイディアソンで何回かこういうピッチは見ていましたが…

話のスピード感や、納得させるためのデータの提示の仕方、最後のチーム紹介でのチームに対する誇りみたいなのが、

言葉はあまりわからないけれど伝わってきて、私にとってすごく刺激になりました。

今後の自分のプレゼンにも取り入れようと思いました。

 

シンガポール創立50周年

10月16日、シンガポール2日目。

明るい街中を歩いていると、至る所に「SG50」というポスターが。

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今年はシンガポールの国ができて50年目の記念すべき年のようです。

そこで驚いたのが「えっ、この国ってできてからまだ50年しか経っていないの!?」ということ。

だって、建物はものすごく近代的だし、観光するところはたくさんあるし、ここまでいろいろな民族が集まっているのに均衡が保たれるようなシステムがしっかりできているし…

50年で、ここまで進化できるなんてすごいと思いました。

シンガポールは東京と同じくらいの大きさの小さな国です。だからこそこのミニマムさが、いろいろと政策が立てやすかったりするのかな、なんて話していました。

小さいからこそ可能性がある。

なんとなく石巻が思い浮かびました。

シンガポールが50年でここまで成長できるなら、石巻だってもっと進化できるはず。

地域で活動する可能性や面白さを、改めて感じました。

 

National Design Center

ナショナルデザインセンターという、美術館のようなところに行ってきました。

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思ったよりも化学やテクノロジー寄りの作品も。

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一番興味深かったのは、シンガポールのデザインの歴史です。

50周年というのもあって、ビジュアルデザイン、プロダクトデザイン、ファッション、環境デザインなど、

様々なジャンルのデザインの、昔から今までの変化を見ることができました。

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特にファッションと環境デザインの展示が多く…

街を歩いていて、人々のファッションや建物や街並みのセンスがすごく先進的だと思ったことと一致しました。

様々な人種、文化が集まり、混じり合ったこの国だからこそ、奇抜な発想や新しいアイディアが生まれることもあるのかな、と思いました。

 

Google Asia

なんと!

グーグルアジアに訪問させていただきました。

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アテンドしてくださったのは、以前日本のGoogleに勤めていたTedさん。

ビリヤード場があったり、ムービーシアターのようなプレゼン部屋があったり、

階上ごとにオフィスのテーマが「ピクセルアート」「ゲーム」など決まっていて、見た目も楽しく…

働いている方々も楽しそうで、生き生きしていました!

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グーグルランチは様々なアジア料理が。ホテルの朝食より断然おいしかったです(笑)

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左がTedさん。日本茶もあります。

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ランチ後、Googleに勤めている3人の社員の方のお話を聞くことができました。

それぞれGoogleの中で違うプロジェクトを担当していて、とても興味深かったです。

 

1人目は、「Google Squared」というプロジェクトを担当しているルースさんのお話。

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「Google Squared」は、シンガポールの大学卒業生を対象として、8ヶ月間Googleでインターンを行い、データ分析やリーダーシップスキルを学ぶことができるというプログラムです。

インターン生は、このプロジェクトに参画している企業と実際に一緒に仕事をしたりして、より実戦的なスキルを身につけることができます。そしてプロジェクト終了後は、その企業に就職する生徒がほとんどだそうです。

このプロジェクトは、「シンガポールの企業レベルの向上」を目的としていて、政府とも連携しているそうで…

若者にとっても、自分の能力をさらに伸ばせるいい機会であり、

企業にとっても、能力ある若者の雇用により企業のレベルを上げる機会であり、

シンガポールにとっても、国全体の企業レベルを上げる機会となる

とても良いサイクルができているプロジェクトだと思いました。

 

2人目は、GDG(Google Developers Groups)を担当しているサミさんのお話。

GDGは、GoogleのプロダクトやAPIに興味がある開発者のために作られたグループで、各地でGoogleが提供する最新情報の共有会を行ったり、セミナーを行ったりします。

日本には現在8つのGDGがあります。その中の1つにGDG石巻があり、今年(2015年)2月にイトナブのフィッシュとまーすーが立ち上げました。

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なので、サミさんはフィッシュとまーすーを知っていました(笑)

「Oh~! Kyohey! Masu!」って言ってた。ほんとに、世間は狭い!

GDGの話以外にも、「Women Techmakers」という、女性のみのデベロッパーコミュニティをつくっていることや、

UDACITYという、インターネット上でテクノロジーに関する様々な講義を無料で受けられるサービスにGoogleが参画していることなどを話していただけました。

IT関係の仕事をしている全ての人々に、惜しみなく技術や情報を提供したり、

この業界に女性が少ないことを問題視して女性のみのコミュニティをつくったり、

これからITを学びたいと思っている人たちに無償で学びの場を提供したり

改めて、Googleのオープンな姿勢と、人を思いやる気持ちは素晴らしいと思いました。

 

3人目は、女性エンジニアを増やす「Mind the Gap」という活動をしているジュリアンさんのお話。

ジュリアンさんは東京に勤務していて、ハングアウトで参加してくださいました。

2人目のサミさんのお話にもあった通り、この業界にはどうしても女性が少ない…。

そこで今、中学生、高校生の女子を対象として、IT業界で活躍している女性社員の講演を行ったり、簡単な開発授業を行って、ITに興味を持ってもらえるような「Mind the Gap」というプログラムを行っているそうです。

自分もちょうど最近、「なんでこの業界って女性が少ないのかな…」と考えていたところだったのですが、ジュリアンさんいわく、この業界に女性が少ないのは4つの原因があるそうです。

1.社会奨励が低い(家族などから応援されにくい)

2.エンジニアの仕事に、自分の何の能力を活かせるかわからない

3.参加の機会が少ない

4.職業の認識が低い

確かにそうだ、と思いました。

この問題を解決するためにも、やはりキーワードは「かっこいい大人の背中」なのかなと思います。そしてそれを見せる「きっかけ」。

イトナブがやっていることに近いな、と思いました。そして案の定古山さんと話が合致(笑)

また、おもしろいプロジェクトが生まれそうです!

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ART SIENCE MUSEUM

10月17日、シンガポール3日目。

この日は、現地でITコンサルのお仕事をしているヤオさんという方にアテンドしていただきました。ヤオさんはシンガポール人ですが、以前日本の東芝に勤めていたので、日本語ペラペラです!

遠くからしか見ていなかった、マリーナベイ・サンズに連れて行っていただきました。

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シンガポールは美術館が本当に多く…

マリーナベイ・サンズの中にあるアートサイエンスミュージアムに行ってきました!

(上の写真の、手の形みたいなところです)

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名前からして、またテクノロジー寄りかな、と思ったらそうでもなく…

今の期間は、主に深海魚の展示と、中国の「ヤンズ」という地域に密着した写真や動画の展示をやっていました。

どちらもとても魅力的で、特に深海魚の方は私好みで、展示の仕方など面白くて勉強になりました。

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シンガポールのごはん

ここで気になるシンガポールのごはんを一挙公開。

基本的には麺、タイ米を使った料理で、香辛料がよく効いた食べ物が多かったです。

こちらはヤオさんオススメのごはんたち。焼きそば、シュウマイ、うどんをお好み焼きにしたみたいな食べ物…(名前忘れた)

どれもおいしかったです!

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真ん中がヤオさん。

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チキンライスの上に肉とか野菜をいろいろ乗せるスタイルが多かったです。IMG_4256

 

こちらは「ラクサ」というシンガポール名物の麺料理。麺が短くて、細いうどんみたいな感じ。担々麺に似てます。

IMG_4441海鮮もとてもおいしかったです。チリ・クラブというのが有名で、カニがそのまんまドーンとチリソースに浸かって出てきます。

食べる時、手がすごく汚れるけど、おいしいのでやめられない!

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デザートも。これはマンゴーのスープに、「サゴ」というタピオカみたいなものと、「ポメロ」というグレープフルーツをほぐしたみたいな果物が入っています。

おいしかった…

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食事に関して、口に合うかどうか心配していましたが、案外おいしいと思えるものが多くて良かったです。

消化に良くて、健康的な香辛料の入った料理が多いからか、街にはスタイルの良い人が多い印象でした。

アジアンビューティーってやつですね。アジア料理、ちょっとハマりそうです。

 

街のアートとデザイン

シンガポールを歩いていて思ったのは、「アートが身近にある」ということ。

ホテルの中にも、街中にも、デパートの中にも、

アート作品や、工夫が凝らされたデザインがたくさん散りばめられていて、どこを見ても飽きませんでした。

それは、シンガポールが、観光客向けに街をつくっているというのもあるかもしれないけど…

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興味深かったのは、ショッピングモールで見かけた「The Best of You」という展示イベント。

会場には、様々な人の「私にとって特別な人」をテーマにしたエピソードの動画や、そのテーマに沿って作ったであろうアート作品が展示されていました。

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そして、「あなたにとって特別な人は誰ですか?」という問いかけがあり、一般の人にそのエピソードを募っていました。

驚いたのは、多くの人がその展示会に参加して、自分のエピソードを書いていたことです。

それから、アート作品の横にも、その作品の感想の紙がびっしり。

このデパートの小さな一画で、こんなにたくさんの人が興味を持って参加することは素晴らしいと思いました。

なんというか、シンガポールの人たちの意識の高さや、アートなどに関する興味関心の強さを感じました。

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それから、話を聞くところによると、シンガポールは美術教育にも力を入れているらしく

こどもや若い人たちがアートに触れる機会が多いというのも、ひとつの魅力だと思いました。

下の写真は、おそらく、幼稚園。ステキ。

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さっぴーとUK

シンガポールは、古山さん・私・大学生のさっぴー・UKの4人で来たわけですが

今回私が1番刺激を受けたのは、さっぴーとUK 2人の大学生でした。

 

2人とも、まだ自分のやりたいことを探している途中で

だけど自分がこれからどう生きていくかということを

真剣に、そして必死に模索していて

その姿に、私はとても刺激を受けました。

 

今回、シンガポールに在住している方とゆっくりお話させていただく機会がたくさんありました。

GoogleのTedさん、シンガポール生まれのヤオさん、

旦那さんの出張で移住した女性起業家、ブリッジフォースマイルの林さん、

Tedさん宅のホームパーティに集まった、シンガポール在住の日本人家族の方々。

 

2人とも共通して興味を持って聞いていたのは、その人の「生き方」。

 

さっぴーは、ランチでもディナーでも、どんなときでも人の話を聞くときにはノートを出してメモしていて、

まっすぐな瞳で、積極的に質問してました。

私には考えつかないような「なぜ」「どうして」な質問がポンポン出てきて、すごいなーと思うと同時に、相手のその答えも興味深くて、聞いていてほんとに面白かったです。

そんなさっぴーと一緒にいると、自分も自然と「なんでこう思うんだっけ」「どうしてこうしたいんだっけ」と考えるようになって

この5日間で、自分が少し変わった気がします。

 

UKは、ふわ〜っとしていてあまり自分からはしゃべらないけど、意見を聞くと、

ああ、すごくいろんなことを考えているんだな、っていうのがわかります。

私が聞き逃しているようなことも、ちゃんと吸収していて、

なんていうか、時間がかかっても、自分の中で紐をほどいて、きちんと結び直しているんだなと。

自分は結構、あんまりよく考えずにしゃべってしまったりするので、そういうところ、見習わないとなあと思いました。

 

私は高校からグラフィックデザイナーになりたいと思って

早いうちから、やりたいことを見つけたわけだけど

2人みたいに、ここまで真剣に「これからどう生きていくか」ということは考えていなかったし

目の前にあることしか見ていなくて、たぶん今もそんな感じなので

自分と向き合って、悩んで、一生懸命道を探している2人を見て

背筋がピン!となりました。

2人のおかげで、有意義な5日間を過ごせたよ。ありがとう。

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おわりに

まーーー長々と書いてしまいました。

なんかそれだけ、今回のシンガポール渡航は、学んだこと、感じたことがたくさんありました。

今までそんなでもなかったけど、シンガポールという国にもすごく興味を持ちました。国に興味を持つって、初めての感覚。

やっぱ、行ってみないとわからないですね。

次は3月!フィンランド!

フィンランドでのハッカソンイベントではピッチとかもあるらしいので、英語の勉強まずがんばります。やばいやばい。

 

こういう機会をいただけてるのも、古山さんのおかげです。いつも私たちに夢と希望をありがとうございます。

常にパワーアップしている古山さんに、負けないくらい自分もこれからパワーアップしていきたいと思っています!

レッツゴー!フューチャー!

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