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世の中は偏見で溢れている

映画「マイ・インターン」を観ました。

英語タイトルだと、「THE INTERN」。

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ファッションサイト会社の女社長が、シニアインターンで採用されたおじさまと出会い、変わっていくという物語。

 

変わったのは「彼女自身」ではなく彼女の「偏見」

女社長のジュールズは最初、シニアインターンのベンと出会ったとき、高齢者に対する偏見が大きくありました。

「ITにうとい」「機敏に動けなさそう」「言動や考え方が古臭い」といった感じだと思います。

確かにITにうとく、機敏には動けないし、古臭いといったら古臭いのですが

ベンにはそれ以上に「紳士な態度」と「優しい人柄」を持ち合わせていました。

 

はじめはベンを避けようとするジュールズ。

しかし彼と向き合う時間を重ねることで次第に心を開き、彼女にとってベンは良き相談相手であり大切な友人となります。

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この映画で私が学んだことは、人に対する「偏見」は、大切なヒントを見落としてしまいがちだということです。

 

「変わっていく」という表現をしましたが、ジュールズ自身の心の軸や性格は全く変わっていません。(いい意味で!)

変わったのは、彼女の高齢者に対する「偏見」。

困ったときに的確にアドバイスをくれたり、優しい物腰で応えてくれるベンの言葉に、ジュールズは幾度となく助けられます。

それは、長年生きて経験を積んできた高齢者のベンでなければ成し得なかったことでした。

もしはじめに抱いていた偏見でベンを遠ざけていたら、彼女の人生はまた大きく変わっていたでしょう。

 

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偏見はとても身近なこと

 

彼女の高齢者に対する偏見はどこからきたのか?

それは彼女の「親」からきているのだと読み取れるシーンが何回かあります。

彼女の母親は愛情が薄く、自分勝手で、見栄っ張りな部分があり、彼女は何度もうんざりしている様子です。

 

私も自分の親には偏見があります。

「いいところ」もたくさんあって、わかっているのですが、

なぜか思い出すときはいつも「嫌なところ」を思い出してしまいます。

 

自分の場合は親ですが、

「嫌だな」と思っているヒトやモノゴトの「いいところ」を見つけて向き合うというのは、努力しなければできないことで、難しいものです。

 

そしてこわいのは、「嫌だ」と思ったことに関連づいているものやカテゴリーさえも、

一緒に避けてしまうことです。

 

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「高齢者」「ゆとり世代」「男女」「専業主婦」「夜の仕事」「外国人」

世代や性別に関わらず、いろいろなヒトやモノゴトに対して偏見を抱くことは、

誰にでも、意識していなくてもあることだと思います。

 

それが、悪い事なのかどうかというのは置いておいて。

 

「マイ・インターン」は、そういう偏見を取り払って向き合うことで、

とてもポジティブな方向へ人生が進むこともあるということを、教えてくれる映画でした。

 

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デザインする上での「偏見」

 

先日ある先輩に、「自分の嫌いなモノやコトにあえて踏み入れること」を勧められたのを思い出しました。

それは、自分が絶対に足を踏み入れないような世界に立って周りを見渡すことが、

自分とは違う考え方や見方を理解することに繋がるからです。

 

デザインする上で大切なことは、「いかに人と同じ目線に立って考えられるか」だと思います。

「人」というのは、ユーザーはもちろん、同じチームメイト、クライアントさん、ものづくりに関わるすべての人のことです。

ただ、それも難しいことで、

やっぱり「ユーザーは絶対こうする」という思い込みや、「デザイナーはどうせ…」「開発者はどうせ…」みたいなのは、どうしてもあるのものです。

でも、そういう偏見を、少しずつなくしていくことで、世の中に良いプロダクトを生み出していきたいなーと、思ってます。

だって、自分が、チームが、ハッピーじゃなければ、人にハッピーを届けることはできないから。

 

そういうわけで、

自分の中の偏見を、まずは「見つける」こと、

それからその考えを打ち崩す入り口をつくるために、「コミュニケーションをとること」が大事だなと

改めて感じた、休日の深夜なのでした。

 

てか、アン・ハサウェイ、かわいすぎー。

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